カラカラの砂の上 仔猫がふらふら彷徨う跡に 膝を合わせて狙いをつけてみる ねぇ、聞こえているんだろ？ その瞳は見えているんだろ？ 確かなものがそこには在るのに 役に立たない爪はお棄てよ 先はもう、紅く染まっているんだし 夢に見て涙した 月の先にぶら下がるように 君の香りは遠退いていく そんなこと、解っていたんだ もうとっくの昔に 君は土に埋もれていたのにさ 気付けない僕は馬鹿だね もう我侭は言わない 赦してくれとは言わないさ ただ、 愛してくれ 弱くなった僕の隙間を 君の骨で埋めておくれよ ただ、愛してくれるだけでいい それすらもう、涙の奥 千切れてしまった 瞳の奥の神経 愛してなんかくれやしない 君は君を奪っていくんだ もう逢えないね ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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