金子哲雄



金子哲雄(かねこてつお 1971年4月30日生)
 [流通ジャーナリスト]


 千葉県生まれ神奈川県育ち。子供の頃より、スーパーのチラシを比較するのが好きだった。そのことが流通ジャーナリストになる理由になった。慶應義塾高等学校を経て、慶應義塾大学文学部へ進学。姉と弟2人がいたが、いずれも病死してしまったため、姉弟のぶんも生きようと意識していたという。大学卒業後の1994年に、株式会社ジャパンエナジーへ入社した。同社と競合する石油会社系列のガソリンスタンドを対象に、ガソリンなどの店頭価格調査に従事していた。しかし、10億円以上の資産を持つ顧客との人脈を築いたことなどをきっかけに、入社からわずか1年でコンサルタントとして独立。1999年からは、「流通ジャーナリスト(兼プライスアナリスト)」という肩書きで、価格調査のセンスやノウハウを生かした記事を流通専門誌や女性誌へ執筆するようになった。

 2008年頃から、テレビ・ラジオへの出演を開始。2010年には、レギュラー番組4本の出演を果たしブレイクした。一般社団法人・丸の内買物研究所の主席研究員を務めた。かつては自身の造語である「国際値切リスト」という肩書を用いていた。主な著書に、『「値切り」のマジック』『超三流主義』『「激安」のからくり』などがある。

 2012年10月2日、肺カルチノイドのため、東京都内の自宅で死去。死因となった肺カルチノイドは、生前中は公表されなかった。病気が判明したのは2011年6月頃で、親族や事務所関係者、同じ事務所所属で医者でもあるおおたわ史絵などが知っているのみだった。特に、おおたわとは病名判明以前より相談し、精密検査を助言されCTスキャンで病気が明らかになったが、その時点で腫瘍が大きく、手術ができない状況だったという。おおたわは最後の2週間前に、金子から送られたメールに『立派な千秋楽を迎えようと思います』としるされていたことを明かした。

 2012年に入った頃から体が急激にやせ、ネット上でも話題になっていたが、睡眠時無呼吸症候群改善のために、食事療法による13キロのダイエットを行ったと話し、病気の事実を隠していた。2012年8月13日に放送されたニッポン放送のラジオ番組『垣花正のあなたとハッピー!』では、スタジオに酸素吸入器を持ち込み、鼻に管を通した状態で生出演していた。また、亡くなる前日の10月1日まで雑誌取材に応じ、死の直前まで仕事をしていた。

 生前中に自ら、葬儀場や葬儀屋などの葬儀の進行・墓の設置建設、さらには仕出しなどの準備を自ら行った。通夜は2012年10月4日、葬儀・告別式は翌5日に東京タワーのふもとにある心光院で開催された。遺影は、同年4月に遺影用に撮影されたもので、棺に同じ服装で納められた。棺の中には、夫婦で長崎県を旅行した時の写真・セブン-イレブンのメロンパンなどが納められた。通夜では生前、金子自ら用意した手紙が参列者に配られた。戒名は、『慈雲院殿應救哲心居士』。

 2012年10月2日死去(享年41)


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