北原文枝（きたはらふみえ 本名：安部房江 1920年5月28日生）［女優/声優］
東京都出身。1937年、東京女子師範学校附属高等女学校卒業後に日本大学芸術科に入学。1938年、劇団「東童」に加入し、1939年に芸術小劇場の研究生となる。1944年に俳優座に入るが1945年にはフリーとなり、同年俳優・安部徹と結婚。
1946年、NHKのラジオ番組「子どもの時間」のドラマで声優デビュー。ラジオ東京のラジオドラマ「チャッカリ夫人とウッカリ夫人」で売り出し、テレビアニメ「赤毛のアン」のマリラ役の他、海外ドラマ「奥さまは魔女」のエンドラ役などのアテレコも手がけた。その後、劇団青俳を経て多数の映画やテレビドラマに出演した。
1980年10月5日12時15分頃、ナラの木の枝を折ろうとしてマンション4階の自宅から誤って転落。救急車で千代田区神田駿河台の駿河台日本大学病院に運ばれたが、翌10月6日14時33分に骨盤骨折・腹部内出血のため急死した。
1980年10月6日死去(享年60)
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