神田隆



神田隆(かんだたかし 本名:神田澄孝 1918年4月14日生)
 [俳優]


 東京出身。東京帝国大学文学部仏文科を卒業後、日本出版文化協会に入るが、豪快なマスクと雄弁を映画評論家の内田岐三雄に注目され松竹大船に入社。しばらく代表作に恵まれなかったが、復員後の1947年に映画『象を喰った連中』の細菌研究所員の役が好評となり、映画『真空地帯』、『日の果て』などの独立プロ作品に出演。

 1955年に東映へ移籍。東映では『警視庁物語』シリーズをはじめ、多くの作品で渋みのあるベテラン刑事や会社の部長などを演じた。1970年代に入ると悪役や黒幕役の仕事が増え、次第にそのイメージが定着していった。政治家の佐藤栄作に顔立ちがよく似ていることから、映画『金環蝕』、『不毛地帯』では、佐藤がモデルとなっている政府高官を演じている。

 その後は主にテレビの時代劇に出演。1986年、『必殺仕事人V・激闘編』最終回の撮影後、帰宅途中に京都駅新幹線ホームのエスカレーターで狭心症の発作を起こして転倒し、京都市内の病院に搬送されたが、頭蓋骨骨折でそのまま帰らぬ人となった。神田の葬儀で祭壇に飾られた遺影は、神田が7年前に胃癌の手術を受けた直後に描いた油絵の自画像で、家人に「必要なときは、これを使ってくれ」と頼んでいたものだった。

 1986年7月13日死去(享年68)


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