🚅 2018年12月13日(木)🚋
【(*^^*)ﾉ おはようございます。コレが 会津虎銭（忠勇義裂）です 『日本の貨幣』コレクション№６５号より】
まいど(*^^*)ﾉ この画像の『会津虎銭』は、江戸時代に鋳造された、いわゆる一文銭の類いではなくて、土産物用に鋳造された貨幣擬きの民芸品です。
ですから発売された明治４５年（１９１２年）当時も貨幣としての価値を全く持たない代物だった訳です。
しかしながらコレが偽造通貨と言う訳でもなく、寧ろ『会津虎銭』の人気は非常に高くて、何故か模倣された「会津虎銭」が数多く出回っています。
どちらが表か？裏か？と問われたのなら、江戸時代に発行された一文銭で例えると、忠勇義裂と言う四文字熟語が刻まれている面が表側と考えて良いと思います。
何故なら？現在の硬貨（１円～５００円硬貨）のように一文銭の両面には一切の額面表記が無い代わりに、一文銭の大概は発行された当時の元号を「銭文」（せんもん）として刻んだ面を、表側として考えられていたからです。
なのでその前例に習うのならば、四文字熟語の銭文が刻まれた方が表側と考えて良いと思います。
どちらにしても明治以降は新貨条例が発布され、四角い方孔の空いている一文銭は事実上無効（廃止）となったために、このような明治４５年に製造された会津虎銭は、貨幣としての価値は全くありません。
会津藩に忠義を尽くして全員が自害した白虎隊の誉れを後世に伝える記念品として、土産物屋で販売されたのが、この『会津虎銭』だったのです。
筆者も会津へ出向いた際には、白虎隊有志達の墓標に線香を手向けさせて頂き、合掌してきたことが想い出となっております。
12/1307:26
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ですから発売された明治４５年（１９１２年）当時も貨幣としての価値を全く持たない代物だった訳です。
しかしながらコレが偽造通貨と言う訳でもなく、寧ろ『会津虎銭』の人気は非常に高くて、何故か模倣された「会津虎銭」が数多く出回っています。
どちらが表か？裏か？と問われたのなら、江戸時代に発行された一文銭で例えると、忠勇義裂と言う四文字熟語が刻まれている面が表側と考えて良いと思います。
何故なら？現在の硬貨（１円～５００円硬貨）のように一文銭の両面には一切の額面表記が無い代わりに、一文銭の大概は発行された当時の元号を「銭文」（せんもん）として刻んだ面を、表側として考えられていたからです。
なのでその前例に習うのならば、四文字熟語の銭文が刻まれた方が表側と考えて良いと思います。
どちらにしても明治以降は新貨条例が発布され、四角い方孔の空いている一文銭は事実上無効（廃止）となったために、このような明治４５年に製造された会津虎銭は、貨幣としての価値は全くありません。
会津藩に忠義を尽くして全員が自害した白虎隊の誉れを後世に伝える記念品として、土産物屋で販売されたのが、この『会津虎銭』だったのです。
筆者も会津へ出向いた際には、白虎隊有志達の墓標に線香を手向けさせて頂き、合掌してきたことが想い出となっております。
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