🚅 2018年11月23日(金)🚋
【(*^^*)ゞこんばんわ 勤労感謝の日 いかがお過ごしになりましたか？ 筆者はお仕事でしたよー】
まいど(*^^*)ﾉ 勤労感謝の日１１月２３日、今日は大変に天気の良い１日でした。
殆んどの皆さんは、祝日でしたから、行楽地に出かけたり、ユックリと過ごされたことでしょう。
この１１月２３日には、また皇室で天皇陛下が臨まれる重要な儀式（祭祀）のひとつで… 新嘗祭（にいなめさい）が執り行われる日でもあります。
今年の１１月２３日の『新嘗祭』は、来年御退位となる今上天皇にとりまして平成の在位中、最後に臨まれる新嘗祭となりました。
《ちょっとお勉強タイム》
■新嘗祭（にいなめさい）は、宮中祭祀の中でも大変に重要な天皇陛下が行う儀式。
※毎年１１月２３日に宮中三殿近くの神嘉殿（しんかでん）において、その年に収穫された五穀を神殿に捧げて、自分でも、これを食べて収穫に感謝をする儀式。
この新嘗祭で神々に供えられる米は、全国の都道府県から選ばれ、皇室献上米として大事に育てられます。
献上米の耕作地には鳥居が建てられて、御田植え祭から献穀祭までに季節ごとの行事を経て、その自治体が責任を持って献上をするのです。
また天皇が自ら植えて育て上げた米も、この時一緒に供えられます。
言わば宮中で天皇が行う日本の五穀豊穣を祝う、秋の収穫祭で、次の来るべき新しい年の豊作を祈る儀式でもあります。
話しは変わり余談ですが、年間を通して天皇陛下のご公務は、かなりご多忙なのです。
毎年１月１日、元旦早朝の、夜も明けやらぬ５：３０分頃、「四方拝」と言う儀式があり、天皇陛下は黄櫨染御袍（こうろぜんのごほう）と言う古式の装束のお姿で、宮中三殿近くの神嘉殿の前庭で、国の安泰や豊作を祈る儀式に臨まれます。
その際には、まず「伊勢神宮」の「内宮」と「外宮」に向かって拝礼したあと、次に四方の神々に向かい拝礼をします、その対象となるのは伊勢神宮や、神武天皇陵、明治・大正・昭和の先帝三陵墓であり、他に氷川神社、加茂別雷神社、加茂御祖神社、石清水八幡宮、熱田神宮、鹿島神宮、香取神宮です。
この神嘉殿（しんかでん）前庭で元旦の早朝に行われる四方拝は、天皇以外の者、つまり代理人が代わりに行う『御代拝』は認められてはいません。
真冬の暗く寒い早朝に、何時間もかけて行われる厳しい儀礼で、四方拝のあとには宮中三殿の賢所（かしこどころ）や、皇霊殿（こうれいでん）と、神殿（しんでん）を巡られて、新年一年間の加護を願う歳旦祭（さいたんさい）を行っているのです。
この真冬の厳寒での祭祀を全て終えられた上で、御召し物を着替えられ、次は宮殿松の間にて皇族方や、三権の長、各界の代表者、各国の大使などからの新年の祝賀を受けられる『新年祝賀の儀』が行われますが、コチラは儀式ではなく、天皇の御公務として行われます。
このように天皇陛下が行う祭祀は、年間１５から、多い時では３０を越えて行われることもあり大変な多忙な行事に臨まれているのです。
まだ退位前に行われる儀式や行事が、次々に行われて今上天皇におかれましては、まだまだ多忙な行事を臨まれる訳です。
退位の儀礼や、現在の皇太子殿下の、新天皇としての即位礼など、また期日が近付きましたら詳しく解説を交えて更新を致したいと存じます。
ここまでご覧頂き、誠にありがとうございました。
11/2319:44
[🚅ｺﾒﾝﾄをどうぞ😉🖋️]
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殆んどの皆さんは、祝日でしたから、行楽地に出かけたり、ユックリと過ごされたことでしょう。
この１１月２３日には、また皇室で天皇陛下が臨まれる重要な儀式（祭祀）のひとつで… 新嘗祭（にいなめさい）が執り行われる日でもあります。
今年の１１月２３日の『新嘗祭』は、来年御退位となる今上天皇にとりまして平成の在位中、最後に臨まれる新嘗祭となりました。
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■新嘗祭（にいなめさい）は、宮中祭祀の中でも大変に重要な天皇陛下が行う儀式。
※毎年１１月２３日に宮中三殿近くの神嘉殿（しんかでん）において、その年に収穫された五穀を神殿に捧げて、自分でも、これを食べて収穫に感謝をする儀式。
この新嘗祭で神々に供えられる米は、全国の都道府県から選ばれ、皇室献上米として大事に育てられます。
献上米の耕作地には鳥居が建てられて、御田植え祭から献穀祭までに季節ごとの行事を経て、その自治体が責任を持って献上をするのです。
また天皇が自ら植えて育て上げた米も、この時一緒に供えられます。
言わば宮中で天皇が行う日本の五穀豊穣を祝う、秋の収穫祭で、次の来るべき新しい年の豊作を祈る儀式でもあります。
話しは変わり余談ですが、年間を通して天皇陛下のご公務は、かなりご多忙なのです。
毎年１月１日、元旦早朝の、夜も明けやらぬ５：３０分頃、「四方拝」と言う儀式があり、天皇陛下は黄櫨染御袍（こうろぜんのごほう）と言う古式の装束のお姿で、宮中三殿近くの神嘉殿の前庭で、国の安泰や豊作を祈る儀式に臨まれます。
その際には、まず「伊勢神宮」の「内宮」と「外宮」に向かって拝礼したあと、次に四方の神々に向かい拝礼をします、その対象となるのは伊勢神宮や、神武天皇陵、明治・大正・昭和の先帝三陵墓であり、他に氷川神社、加茂別雷神社、加茂御祖神社、石清水八幡宮、熱田神宮、鹿島神宮、香取神宮です。
この神嘉殿（しんかでん）前庭で元旦の早朝に行われる四方拝は、天皇以外の者、つまり代理人が代わりに行う『御代拝』は認められてはいません。
真冬の暗く寒い早朝に、何時間もかけて行われる厳しい儀礼で、四方拝のあとには宮中三殿の賢所（かしこどころ）や、皇霊殿（こうれいでん）と、神殿（しんでん）を巡られて、新年一年間の加護を願う歳旦祭（さいたんさい）を行っているのです。
この真冬の厳寒での祭祀を全て終えられた上で、御召し物を着替えられ、次は宮殿松の間にて皇族方や、三権の長、各界の代表者、各国の大使などからの新年の祝賀を受けられる『新年祝賀の儀』が行われますが、コチラは儀式ではなく、天皇の御公務として行われます。
このように天皇陛下が行う祭祀は、年間１５から、多い時では３０を越えて行われることもあり大変な多忙な行事に臨まれているのです。
まだ退位前に行われる儀式や行事が、次々に行われて今上天皇におかれましては、まだまだ多忙な行事を臨まれる訳です。
退位の儀礼や、現在の皇太子殿下の、新天皇としての即位礼など、また期日が近付きましたら詳しく解説を交えて更新を致したいと存じます。
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