🚅 2018年11月22日(木)🚋
【(*^^*)ゞおはようございます。本日筆者は公休です。（昭和３３年の時刻表に見る袖師仮駅）】
まいど(*^^*)ﾉ ＤｅＡＧＯＳＴＩＮＩ（ディアゴスティーニ）の『鉄道時刻表コレクション』（※復刻版時刻表付き）
その復刻された昭和３３年の時刻表冒頭の、鉄道路線図が掲載されているページを見てみましょう。
ページは時刻表の７ページ目です、名古屋や静岡の部分で、今はもう存在しない清水港線（清水～三保）も、しっかり掲載されております。
それどころか静岡鉄道の静岡市内線が掲載され、安西駅の名称が載ってます。（※残念ながら画像には写っていません）
また清水駅周辺には、静岡鉄道清水市内線の港橋駅や、横砂駅の名称が有ります。（清水市は後に静岡市と合併して、現在は静岡市清水区になってます）
※この画像で一番注目したいのは、今のＪＲ東海道本線（国鉄・東海道本線）の清水駅の隣に、袖師（仮）の文字を見ることが出来ます。
これはかつて東海道本線の清水駅と興津駅との間に『袖師』と言う名称の、仮駅が営業していた証拠なのです。
◎袖師駅（そでしえき）は、かつて静岡県庵原郡袖師町（1961年に清水市となる） ※1926年（大正15年）7月3日に、袖師仮停車場として開業。 1963年（昭和38年）この年の夏を最後に営業休止。
袖師駅は、かつて興津駅から２・４km地点にあった仮駅。駅の近くには袖師海水浴場があり，夏の海水浴シーズンのみ臨時で営業をする仮停車場として1926年（大正１５年）に開業。
袖師仮停車場は、昭和26年に正式な駅となることが一旦は決定されたが、運輸省（鉄道省）から国鉄（旧 日本国有鉄道）に替わると、経費節減のため、臨時駅として営業を続け、その後周辺の工業化にともなう、袖師海水浴場の『水質汚染問題』が発生すると海水浴客が激減し、袖師駅の利用者も減少。
昭和38年の夏の営業が最後となり、昭和41年に袖師海水浴場も廃止されると、袖師駅（仮）は昭和46年に正式に廃止決定となる。
旧袖師海水浴場も埋め立てられて、今では横砂埠頭となっています。
その袖師仮駅は、夏しか営業（電車が停まらない）しない正式駅ではなかったため、駅舎はもちろん屋根もなく、無人のホームが二面有るだけの簡素な駅でした。
ホームは解体されましたが、変電設備のある部分だけは、現在も旧袖師仮駅のホームの一部として現存しています。
こんなことを言って申し訳ないのですが、今の若い列車の乗務員は、袖師駅が存在していたことなど知らないようです。
この記事を書いている筆者自身でさえ、袖師駅は後に親から教えて貰った訳で、駅が営業していた時代は生まれていませんでしたし、全く知りません。
古い時刻表を見てみると、そのような（仮）マークが付いている駅の名称が、いろいろな路線に見ることが出来ます。
全国の中でも、最も仮駅が多いのは北海道の路線図で見ることが出来ます。
11/2207:57
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それどころか静岡鉄道の静岡市内線が掲載され、安西駅の名称が載ってます。（※残念ながら画像には写っていません）
また清水駅周辺には、静岡鉄道清水市内線の港橋駅や、横砂駅の名称が有ります。（清水市は後に静岡市と合併して、現在は静岡市清水区になってます）
※この画像で一番注目したいのは、今のＪＲ東海道本線（国鉄・東海道本線）の清水駅の隣に、袖師（仮）の文字を見ることが出来ます。
これはかつて東海道本線の清水駅と興津駅との間に『袖師』と言う名称の、仮駅が営業していた証拠なのです。
◎袖師駅（そでしえき）は、かつて静岡県庵原郡袖師町（1961年に清水市となる） ※1926年（大正15年）7月3日に、袖師仮停車場として開業。 1963年（昭和38年）この年の夏を最後に営業休止。
袖師駅は、かつて興津駅から２・４km地点にあった仮駅。駅の近くには袖師海水浴場があり，夏の海水浴シーズンのみ臨時で営業をする仮停車場として1926年（大正１５年）に開業。
袖師仮停車場は、昭和26年に正式な駅となることが一旦は決定されたが、運輸省（鉄道省）から国鉄（旧 日本国有鉄道）に替わると、経費節減のため、臨時駅として営業を続け、その後周辺の工業化にともなう、袖師海水浴場の『水質汚染問題』が発生すると海水浴客が激減し、袖師駅の利用者も減少。
昭和38年の夏の営業が最後となり、昭和41年に袖師海水浴場も廃止されると、袖師駅（仮）は昭和46年に正式に廃止決定となる。
旧袖師海水浴場も埋め立てられて、今では横砂埠頭となっています。
その袖師仮駅は、夏しか営業（電車が停まらない）しない正式駅ではなかったため、駅舎はもちろん屋根もなく、無人のホームが二面有るだけの簡素な駅でした。
ホームは解体されましたが、変電設備のある部分だけは、現在も旧袖師仮駅のホームの一部として現存しています。
こんなことを言って申し訳ないのですが、今の若い列車の乗務員は、袖師駅が存在していたことなど知らないようです。
この記事を書いている筆者自身でさえ、袖師駅は後に親から教えて貰った訳で、駅が営業していた時代は生まれていませんでしたし、全く知りません。
古い時刻表を見てみると、そのような（仮）マークが付いている駅の名称が、いろいろな路線に見ることが出来ます。
全国の中でも、最も仮駅が多いのは北海道の路線図で見ることが出来ます。
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