🚅 2018年11月9日(金)🚋
【『世界の貨幣』コレクション№３０１号は、旧日本軍がフィリピン方面軍向けに発行した軍票（１０ペソ紙幣）です。】
１９４３年にフィリピン国内に通用する旧日本軍の軍用手票として発行された紙幣、正式な称号は『改造 ほ号 １０ペソ紙幣』と呼ばれています。
このような軍票（軍用手票）は、フィリピン方面軍だけでなく、蘭印方面向け、マレー方面向け、ビルマ方面向け、オセアニア方面向けなど、大東亜戦争の期間中に太平洋の島々や東南アジア、ビルマ、オセアニアなどで出征していた旧日本軍の軍人が行使出来る紙幣として発行されたものです。
マレー方面ではドル紙幣として、フィリピン方面ではペソ紙幣として、ビルマではルピー紙幣として、各々の国の通貨単位を採用した軍票でした。
フィリピン方面では、１.０００ペソ（現地印刷）が高額紙幣で、次いで５００ペソや、ほ号１００ペソ、ほ号５ペソ、改造ほ号１ペソなど数種類が日本本土の印刷工場や現地の工場などで印刷されました。
【旧日本軍軍票（フィリピン）改造ほ号１０ペソ紙幣】
■額面：１０ペソ
■発行年：１９４３年
■発行機関：THE-JAPANESE-GOVERNMENT（日本政府・南方開発金庫）
■サイズ：縦６８㎜×横１６２㎜
■表図柄：フィリピンで英雄と讃えられている革命家のホセ・リサールが埋葬されている１５メートルの高さの記念碑の図柄と、紙幣の額面が英語表記で印刷されている。
■裏図柄：縁取るように彩文模様が採用されており左右にはローマ数字の１０を表すⅩの文字が記されている。
11/917:02
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【『世界の貨幣』コレクション№３０１号は、旧日本軍がフィリピン方面軍向けに発行した軍票（１０ペソ紙幣）です。】１９４３年にフィリピン国内に通用する旧日本軍の軍用手票として発行された紙幣、正式な称号は『改造 ほ号 １０ペソ紙幣』と呼ばれています。
このような軍票（軍用手票）は、フィリピン方面軍だけでなく、蘭印方面向け、マレー方面向け、ビルマ方面向け、オセアニア方面向けなど、大東亜戦争の期間中に太平洋の島々や東南アジア、ビルマ、オセアニアなどで出征していた旧日本軍の軍人が行使出来る紙幣として発行されたものです。
マレー方面ではドル紙幣として、フィリピン方面ではペソ紙幣として、ビルマではルピー紙幣として、各々の国の通貨単位を採用した軍票でした。
フィリピン方面では、１.０００ペソ（現地印刷）が高額紙幣で、次いで５００ペソや、ほ号１００ペソ、ほ号５ペソ、改造ほ号１ペソなど数種類が日本本土の印刷工場や現地の工場などで印刷されました。
【旧日本軍軍票（フィリピン）改造ほ号１０ペソ紙幣】
■額面：１０ペソ
■発行年：１９４３年
■発行機関：THE-JAPANESE-GOVERNMENT（日本政府・南方開発金庫）
■サイズ：縦６８㎜×横１６２㎜
■表図柄：フィリピンで英雄と讃えられている革命家のホセ・リサールが埋葬されている１５メートルの高さの記念碑の図柄と、紙幣の額面が英語表記で印刷されている。
■裏図柄：縁取るように彩文模様が採用されており左右にはローマ数字の１０を表すⅩの文字が記されている。
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