🚅 2018年10月1日(月)🚋
【貞観永宝です(*^^*)ﾉ 『日本の貨幣』コレクションのレプリカです。】
(*^^*)ﾉ アシェットの『日本の貨幣』コレクションも、はや№５６号を迎えまして、今週１０月３日(水)には、№５７号が出版となります。
貞観永宝(*^^*)ﾉとは… 皇朝十二銭のうちの、一枚です。
皇朝十二銭は、奈良時代から平安時代中頃の、凡そ２５０年の間に十二種類の銭貨が発行された奈良・平安時代の日本の通貨でした。
※そもそも皇朝十二銭は『和同開珎（わどうかいちん）』と言う銭貨に始まって、十二種類の銭貨を広く全国に流通させることに成功した、日本最初の通貨（貨幣）の総称です。（※これを皇朝十二銭と言う。）
今回はその、皇朝十二銭のうち、９番目に発行された【貞観永宝】の話題です(*^^*)ﾉ
貞観永宝が発行されたのは、清和天皇が在位していた時代で、貞観１２年（８７０年）のこと。
貞観１２年から１１年遡った貞観元年（８５９年）に発行されたのが饒益神宝（じょうえきじんぽう）で、これに代わる貨幣として発行されたものが、貞観永宝です。
初代の皇朝十二銭、和同開珎の直径２４㎜に比べて、サイズがかなり小さく、直径が１９㎜しかない貨幣です。
新しい皇朝十二銭は、改鋳されるごとに素材となる銅の不足で貨幣自体が粗悪で小さくなってゆかざるを得ない環境下で鋳造されていたのです。
それ故にレプリカの貞観永宝は、銭文（貞観永宝）が読み取れますが、発掘調査で出土した『貞観永宝』の殆んどが風化して、銭文が読み取れないほど劣化したものが殆んどなのが現状です。
銅と鉛が素材となっている貞観永宝ですが、銅よりも鉛の比率の方が多いため、粗悪な貨幣となってしまいました。
10/116:09
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皇朝十二銭は、奈良時代から平安時代中頃の、凡そ２５０年の間に十二種類の銭貨が発行された奈良・平安時代の日本の通貨でした。
※そもそも皇朝十二銭は『和同開珎（わどうかいちん）』と言う銭貨に始まって、十二種類の銭貨を広く全国に流通させることに成功した、日本最初の通貨（貨幣）の総称です。（※これを皇朝十二銭と言う。）
今回はその、皇朝十二銭のうち、９番目に発行された【貞観永宝】の話題です(*^^*)ﾉ
貞観永宝が発行されたのは、清和天皇が在位していた時代で、貞観１２年（８７０年）のこと。
貞観１２年から１１年遡った貞観元年（８５９年）に発行されたのが饒益神宝（じょうえきじんぽう）で、これに代わる貨幣として発行されたものが、貞観永宝です。
初代の皇朝十二銭、和同開珎の直径２４㎜に比べて、サイズがかなり小さく、直径が１９㎜しかない貨幣です。
新しい皇朝十二銭は、改鋳されるごとに素材となる銅の不足で貨幣自体が粗悪で小さくなってゆかざるを得ない環境下で鋳造されていたのです。
それ故にレプリカの貞観永宝は、銭文（貞観永宝）が読み取れますが、発掘調査で出土した『貞観永宝』の殆んどが風化して、銭文が読み取れないほど劣化したものが殆んどなのが現状です。
銅と鉛が素材となっている貞観永宝ですが、銅よりも鉛の比率の方が多いため、粗悪な貨幣となってしまいました。
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