🚅 2018年2月1日(木)🚋
【(*^^*)ﾉ こんばんわ 『日本の貨幣コレクション』№２１号の『天保通宝』のレプリカです。】
かたちこそ小判金と似た楕円形をしていますが… 地金である原材料が銅であるために見た目は大変地味な貨幣です。
楕円形ですが、丸い寛永通宝（かんえいつうほう）１文銭のように真ん中に方孔（ほうこう）と言われる穴が空いている、珍しい形の貨幣です。
以前良く似た琉球通宝と言う貨幣をご紹介しましたが、今回の天保通宝（縦４８㎜×横３２㎜）も、琉球通宝と量目や品位が似ています。（※注：琉球通宝は銅と鉛が原材料だった。）
画像の表側を見ると… 真ん中の方孔の上に天保の文字が、方孔の下には通宝の文字が刻まれております。
今の現行通貨である、５０円硬貨や５円硬貨のように、原材料の地金の節約の意味合いも持つ穴（方孔）が空けられているのが特徴です。
寛永通宝（かんえいつうほう）１文銭の百枚相当として発行されたようですが、実際には１文銭の８０枚相当で取り引きされたようです。
発行は天保６年（１８３５年）に鋳造されて、明治２４年（１８９１年）まで、事実上は法定通貨として流通していた貨幣です。
さすがに明治２４年に産まれた方が、ご存命とは思いませんが、もし仮に平成３０年の今年に、明治２４年頃に『天保通宝』を買い物に使った方がおられたとしたら、その時の『お釣り』についてインタビューをしてみたいものです(o^o^o)
※ちなみに天保通宝のモノホン（本物）は、現在の古銭業界の取り引き価格は、最高額で１３万円です。
2/118:49
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