🚅 2017年2月19日(日)🚋
【ちょっとお勉強タイム 米墨戦争（アメリカとメキシコ）のこと】
今朝の更新でテキサス共和国（現在のアメリカ合衆国のテキサス州）が、併合された経緯について簡単に勉強してみましょう。
（※テキサス共和国/現在のアメリカのテキサス州が併合した経緯）
■１８４６年（日本では弘化３年 徳川家慶の時代）にテキサス共和国が併合して、テキサス州となりましたが…
少し歴史を遡ります、その当時メキシコ領であったテキサス共和国は、次第にアメリカ人の入植が続いていました。
１８３６年に入植者を中心に『テキサス共和国』の独立を宣言、このときメキシコ軍を破り、１８４５年になるとアメリカがテキサス共和国を併合しました。
翌年にはこれに猛反発したメキシコとの間で戦争が勃発。これが後に言う『米墨戦争』です。
テキサス州はアメリカ合衆国の南部に広がる広大な州でありまして、１８４５年にアメリカ合衆国がテキサス共和国を併合してテキサス州としたものなのです。
しかしながらテキサスは、スペインの支配下にあったのですが、１８２１年にメキシコが独立してその一部となった時代があります。
その後、アメリカ人の移民が相次ぎ、次第にメキシコ政府と衝突を繰り返すようになりました。
※１８３６年にアメリカ人入植者が独立を宣言してテキサス共和国と称するようになり、アメリカ合衆国への併合を請願したのでした。
当初テキサス共和国がアメリカ合衆国に編入されなかった理由は、奴隷州にするかどうかという問題があったためで、奴隷州になることが確実なテキサスを州にすると、ミズーリ協定のもと奴隷州と非奴隷州の均衡が崩れる恐れがあったからです。
南部の奴隷制農場主らによる併合運動が強まり、１８４４年に民主党の領土拡張論者のポークが大統領に当選して、翌１８４５年に奴隷州としてアメリカ合衆国に加わったのが現在のテキサス州です。
【米墨戦争とは…】
アメリカがテキサスを併合すると、メキシコは国交断絶を通告。アメリカは当時まだ国境が画定していなかったことを口実としてメキシコ領深く軍隊を派遣。
自分たちで侵攻しておきながら、メキシコ軍の反撃によりアメリカ兵が死傷すると、ポーク大統領は「アメリカの領土で、アメリカ人の血が流された」と議会に報告、１８４６年には、メキシコに対して宣戦布告をした。
ここに歴史に言うアメリカ＝メキシコ戦争（米墨戦争）が始まり、陸軍は現在のニューメキシコやカリフォルニアを占領、海軍はメキシコ湾のベラクルスに海兵隊を上陸させ、一気に首都メキシコシティーに進撃。
１８４８年には、メキシコがアメリカに敗北し、アメリカの主張する国境線を受け入れ、ニューメキシコとカリフォルニアを格安で割譲したと言う。
以上お勉強タイムでした。
【※画像は… アメリカ形のＮゲージ鉄道模型 ビッグボーイ （東京ビッグサイト 国際鉄道模型コンベンションにて）】
2/1913:22
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