🚅 2019年1月28日(月)🚋
【(*^^*)ﾉ こんばんわ また日本の貨幣の話題です。（亨保一分金 レプリカ）】
まいど(*^^*)ﾉ 今朝の二朱銀に続く話題は、『日本の貨幣』コレクション№６９号の、亨保一分金判のお話です。
安政二朱銀判の話題でも触れましたが… 江戸時代の通貨（貨幣制度）は、一両（壹兩）小判が、もっとも高額な貨幣でした。
（※ここでは天正大判金のような、一枚で約１０両の価値があった大判金の話しは除外します。）
壹兩小判の次に高額な貨幣は、一分金（いちぶきん）または、一分銀（いちぶぎん）で、一分よりも少額となる貨幣が一朱（または二朱銀など）と続いていて、庶民にもっとも流通していた少額な貨幣が、いわゆる一文銭（鐚銭、びた一文などです。）
今回は江戸時代の正徳と言う元号の年に発行された、亨保一分金と言う貨幣です。
画像の上下には、過去に紹介済みの開基勝宝と永楽通宝を比較の目的で、一緒に撮影しました。
※開基勝宝と永楽通宝は、それぞれ直径２４㎜です。
『亨保一分金』は、新井白石「あらいはくせき」が正徳４年（１７１４年）に行った、正徳の改鋳で発行された正徳一分金の後期型に当たる江戸時代の日本の貨幣です。
【亨保一分金判】
■額面：一分金
■発行機関：江戸幕府
■発行期間：正徳４年（１７１４年）～元文元年（１７３６年）
■サイズ：縦１６㎜×横１０㎜
■量目（重さ）：４.４ｇ
■素材：金８６１/銀１３９
■表側：扇型の枠に桐の紋様
■裏側：金座の責任者の花押（かおう）
慶長一分金を模して鋳造されたために、庶民には知らされていなかったものの、金の含有量が高い貨幣となりました。
しかし、こうした撮影をすると… レプリカなのに、あたかも本物の金貨のような画像になりますねぇー
（※亨保一分金に関する、詳細は『日本の貨幣』コレクション№６９号のマガジンを参照してください。）
【ちょっとお勉強タイム】
◆開基勝宝（かいきしょうほう）は、日本最初の金貨と言われる。円形に四角い「方孔」が開いていて、銭文（文字）は『開基勝寳』で、吉備真備の筆と伝わる。
◆永楽通宝（えいらくつうほう）は、中国の明朝の時代の第３代皇帝・永楽帝が命じて、永楽９年（1411年）より鋳造され始めた銅製の銭貨。日本では秀吉が、明の永楽通宝を模して、金貨として鋳造させたと伝わる。
※明の第３代皇帝、成祖永楽帝は、在位は１４０３年～１４２４年とされていて、貿易専用の貨幣だったとの説があり。
1/2821:41
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安政二朱銀判の話題でも触れましたが… 江戸時代の通貨（貨幣制度）は、一両（壹兩）小判が、もっとも高額な貨幣でした。
（※ここでは天正大判金のような、一枚で約１０両の価値があった大判金の話しは除外します。）
壹兩小判の次に高額な貨幣は、一分金（いちぶきん）または、一分銀（いちぶぎん）で、一分よりも少額となる貨幣が一朱（または二朱銀など）と続いていて、庶民にもっとも流通していた少額な貨幣が、いわゆる一文銭（鐚銭、びた一文などです。）
今回は江戸時代の正徳と言う元号の年に発行された、亨保一分金と言う貨幣です。
画像の上下には、過去に紹介済みの開基勝宝と永楽通宝を比較の目的で、一緒に撮影しました。
※開基勝宝と永楽通宝は、それぞれ直径２４㎜です。
『亨保一分金』は、新井白石「あらいはくせき」が正徳４年（１７１４年）に行った、正徳の改鋳で発行された正徳一分金の後期型に当たる江戸時代の日本の貨幣です。
【亨保一分金判】
■額面：一分金
■発行機関：江戸幕府
■発行期間：正徳４年（１７１４年）～元文元年（１７３６年）
■サイズ：縦１６㎜×横１０㎜
■量目（重さ）：４.４ｇ
■素材：金８６１/銀１３９
■表側：扇型の枠に桐の紋様
■裏側：金座の責任者の花押（かおう）
慶長一分金を模して鋳造されたために、庶民には知らされていなかったものの、金の含有量が高い貨幣となりました。
しかし、こうした撮影をすると… レプリカなのに、あたかも本物の金貨のような画像になりますねぇー
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◆開基勝宝（かいきしょうほう）は、日本最初の金貨と言われる。円形に四角い「方孔」が開いていて、銭文（文字）は『開基勝寳』で、吉備真備の筆と伝わる。
◆永楽通宝（えいらくつうほう）は、中国の明朝の時代の第３代皇帝・永楽帝が命じて、永楽９年（1411年）より鋳造され始めた銅製の銭貨。日本では秀吉が、明の永楽通宝を模して、金貨として鋳造させたと伝わる。
※明の第３代皇帝、成祖永楽帝は、在位は１４０３年～１４２４年とされていて、貿易専用の貨幣だったとの説があり。
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