🚅 2019年1月28日(月)🚋
【(*^^*)ﾉ おはようございます。お久しぶり更新です。（『日本の貨幣』 安政二朱銀判）】
(*^^*)/ お久しぶりに更新します。今朝の静岡は、曇り空… 薄曇りですかねー。
スッキリとは晴れていない空模様ですねー。
また(*^^*)ゞ筆者のほうは本日公休です。
話し変わって…
毎週水曜日に購入している『日本の貨幣』コレクションのシリーズも先週の発行段階で№７３号になりました。
毎週レプリカの日本の古い貨幣（いわゆる古銭）をコレクションしてゆくシリーズです。
今回は『安政二朱銀判』です。
江戸時代の貨幣の制度では、一番高額貨幣が一両（壹兩）小判金です。
この壹兩を両替すると、一両分につき、一分金（いちぶきん）または、一分銀（いちぶぎん）が、４枚になります。
つまり一両小判と、４分は、同等の価値だった訳です。
この４分のうち、１分を更に両替すると… 今度は一朱金（いっしゅきん）または一朱銀（いっしゅぎん）が、４枚になります。
今回の『安政二朱銀』は、一朱銀の二枚分の価値を持つ貨幣です。
安政５年の日米修好通商条約の締結により、静岡県の下田（下田港）を始めとして、北海道の函館、神戸、長崎、横浜、新潟に港が開設して行きました。
こうなると… 貿易のために、専用の貿易通貨が必要になり、幕府が発行したの通貨のひとつが、安政二朱銀判です。
【安政二朱銀判】
■額面：二朱
■発行機関：幕府
■発行期間：安政６年（１８５６年）
■サイズ：縦２７㎜×横１２㎜
■量目（重さ）：１３.６２ｇ
■素材：銀８４５、その他金属１５５
■表側：二朱銀の文字
■裏側：銀座常是の文字
ただ幕府の思惑道理には事は運ばなくて、僅か２２日間しか通用期間がなかった貨幣だったのです。
日米修好通商条約では、アメリカの総領事だったタウンゼント・ハリスが強引に押し切るかたちで、通貨は「同種同料の原則」と言う制度が採用されました。
其れまでの日本の古い貨幣は、技術の未熟さも影響した訳ですが、量目が常に一定とは言い難い、貨幣が多かったのです。
アメリカが黒船で下田港に持ち込んだ洋銀（メキシコドル）が有名な話しですが、銀の純度も高く、更にすべてのメキシコドルの量目がキッチリと同じ目方で製造されていたのでした。
つまり何が言いたいのか？と申せば、メキシコドルの信頼度はアメリカだけでなく、ほぼ同じ時期に条約が締結されたヨーロッパ４ヵ国（これを安政の５ヵ国条約と言う）からも信頼性が高い洋銀だった訳ですよ。
安政二朱銀の銀の比率は非常に低くて、余り評判は良くなかったようです。
安政二朱銀は当時としては、評判は良くなかった貨幣ですが、現在の古銭的な価値で言うと… 結構な高額で、状態にもよりますが… 最高額で３３万円ほどでの取引がされているようです。
※なお『日本の貨幣』コレクションのすべての貨幣は、レプリカであり、貨幣の価値は全くありません。
同シリーズのレプリカ貨幣は、コレクションとして個人的に収集して楽しむことを考慮して製造されているレプリカですので、これを転売することは、法律で禁じられております。
1/2807:02
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この壹兩を両替すると、一両分につき、一分金（いちぶきん）または、一分銀（いちぶぎん）が、４枚になります。
つまり一両小判と、４分は、同等の価値だった訳です。
この４分のうち、１分を更に両替すると… 今度は一朱金（いっしゅきん）または一朱銀（いっしゅぎん）が、４枚になります。
今回の『安政二朱銀』は、一朱銀の二枚分の価値を持つ貨幣です。
安政５年の日米修好通商条約の締結により、静岡県の下田（下田港）を始めとして、北海道の函館、神戸、長崎、横浜、新潟に港が開設して行きました。
こうなると… 貿易のために、専用の貿易通貨が必要になり、幕府が発行したの通貨のひとつが、安政二朱銀判です。
【安政二朱銀判】
■額面：二朱
■発行機関：幕府
■発行期間：安政６年（１８５６年）
■サイズ：縦２７㎜×横１２㎜
■量目（重さ）：１３.６２ｇ
■素材：銀８４５、その他金属１５５
■表側：二朱銀の文字
■裏側：銀座常是の文字
ただ幕府の思惑道理には事は運ばなくて、僅か２２日間しか通用期間がなかった貨幣だったのです。
日米修好通商条約では、アメリカの総領事だったタウンゼント・ハリスが強引に押し切るかたちで、通貨は「同種同料の原則」と言う制度が採用されました。
其れまでの日本の古い貨幣は、技術の未熟さも影響した訳ですが、量目が常に一定とは言い難い、貨幣が多かったのです。
アメリカが黒船で下田港に持ち込んだ洋銀（メキシコドル）が有名な話しですが、銀の純度も高く、更にすべてのメキシコドルの量目がキッチリと同じ目方で製造されていたのでした。
つまり何が言いたいのか？と申せば、メキシコドルの信頼度はアメリカだけでなく、ほぼ同じ時期に条約が締結されたヨーロッパ４ヵ国（これを安政の５ヵ国条約と言う）からも信頼性が高い洋銀だった訳ですよ。
安政二朱銀の銀の比率は非常に低くて、余り評判は良くなかったようです。
安政二朱銀は当時としては、評判は良くなかった貨幣ですが、現在の古銭的な価値で言うと… 結構な高額で、状態にもよりますが… 最高額で３３万円ほどでの取引がされているようです。
※なお『日本の貨幣』コレクションのすべての貨幣は、レプリカであり、貨幣の価値は全くありません。
同シリーズのレプリカ貨幣は、コレクションとして個人的に収集して楽しむことを考慮して製造されているレプリカですので、これを転売することは、法律で禁じられております。
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