🚅 2017年12月28日(木)🚋
【『日本の貨幣コレクション』№１７号のレプリカで、旧弐圓金貨です。】
明治４年（１８７１年）に発行された弐圓（二円）金貨です。
弐… と言う漢字は、基本的に硬貨で使用しない文字ですが… 敢えて今回は使ってみました。
略した漢字が「弐」で、これを略式ではなく、本来の漢字に直すと… 『貳』と言う複雑な漢字になります。
それはさておき…
新貨幣法が交付された明治４年に、両ではなく、円と言う単位で発行されるようになった最初の硬貨は『金貨』でした。
このとき、日本で初めて１円、２円、５円、１０円、２０円の５種類の硬貨（金貨）が発行されたのです。
金貨の表側は龍の図柄で、大日本の文字と、額面、更に発行した年を表す年号が表示されております。
裏側は、「十六弁八重表菊紋」と「五七桐花紋」が刻まれており、日章旗が左右にはためいていて、真ん中には日章の輪郭に円鏡「八稜鏡（はちりょうきょう）」のデザインです。
この裏側は額面に関係なく、共通のデザインとなっております。
12/2815:43
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