🚅 2017年11月29日(水)🚋
【慶長丁銀の表側と裏側を見てみよう （『日本の貨幣コレクション』№１３号より）】
はーい… コレが『慶長丁銀』と言われる江戸時代の貨幣で、小判のように縦長で、少々不恰好な貨幣です。
この慶長丁銀のレプリカだけで言うと縦に９７㎜で、横に４１㎜あります。（多少違いあり）
表側には寳（宝の旧字）が不規則に並んでいます。
この『寳』の文字は、慶長丁銀自体が、大きさが不定形であるために、半分切れたりしている場所があります。
また、別に『常是』の文字での験極印（けんごくいん）が、押されております。
また上下（余りに不定形のため、どちらが上で、どちらが下と言う定義がない感じですが… ）には、大黒天をモチーフとして、縁起物の『大黒天像』が打刻されております。
裏側には何も刻印などはなくて、慶長丁銀を鋳造した際に、下に敷かれていた蓙（ござ）などの模様や、土間の場合には、地面と小石の跡がそのまま残っています。
（※慶長丁銀は２枚映っていますが… 『日本の貨幣コレクション』シリーズには、１冊につき、１枚のレプリカが同梱してあります。）
（※筆者が２冊づつ購入しているため、画像にも２枚づつレプリカが映っておりますことを、ご了承ください。）
11/2916:44
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