🚅 2017年5月30日(火)🚋
【トレインフェスタで活躍した５インチライブスチームのＣ１２形 ミニＳＬ】
ミニＳＬ（ライブスチーム）とは言え、仕組みは本物とまったく同じ。
石炭を焚いて、ボイラーで水を沸騰させて、発生した蒸気の力で走る蒸気機関車。
このＣ１２形は、前の記事で紹介したＣ５８形との重連運転で、ミニ列車を運行しておりました。
グランシップ広場に特設で敷設されたレールは、サッカー場程の広さでしたから、結構長い時間で乗車出来て、ミニ列車に体験乗車をした来場者には大変好評だったようです。
コチラも朝の整備中の画像で、このあと火室 焚き口に火入れをして、トレインフェスタ２０１７の２日目の運行準備に入りました。
火入れの方法は本物とまったく同じで、最初は新聞社などを燃やし… 徐々に石炭へと火加減を見ながら調節してゆきます。
その整備の段階が何かと大変で、常に様子を見ながら進めてゆきます。
プロの機関士は、良く『機関車と対話をする』などと聞きますが、まさにその通り…
機関車は金属で出来ているため、ボイラーに火が入ると、熱せられた金属が膨張して、僅かに軋み音を発し始めます。
その金属の軋みが、機関車のその日の具合を判断する基準になって、慣れた機関車なら僅かな軋みの違いを聞き届けて、機関車の調子を知ることが出来る訳です。
これは本物の機関車でも、ミニＳＬ（ライブスチーム）でも理屈は同じです。
5/3018:18
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