🚅 2016年10月11日(火)🚋
【こんちわ 今から更新始めます １０月８日～１０日の３日間に行われた 島田大祭（帯まつり）は 大盛況だった模様】
何でも元禄８年に始まったという島田大祭は… 別名【帯まつり】として全国的に有名なお祭りです。
なんと今年で１０８回目と言うのですから… 大変に歴史を感じさせるお祭りです。
島田大祭は『大井神社』の御神輿が前の鎮座の地であった島田市下島村（現在の御仮屋町）の御旅所に、一時的に里帰りをする御神輿渡御（おみこしとぎょ）の行列が主体となるお祭りです。
画像の屋台は各町（一街から五街まで）ごとに用意された屋台で、その下で踊る『地躍り』と、屋台の舞台で踊る『上躍り』の二種類が披露されます。
この屋台は行列の一番後ろに続いています。
御神輿渡御行列の花形は、やはり御神輿警護役の大奴（おおやっこ）であります。
大奴は幕末頃の衣装で、重さが１５キロはあるそうで、体力と気力を必要とする大役です。
花嫁衣装や歌舞伎などの衣装に用いられる絢爛で豪華な丸帯を腰に差した大太刀に提げてゆっくりと歩いてきます。
丸帯は表裏共に柄がある、お値段数千万円はくだらない、大変に絢爛豪華な丸帯です。
その柄は、有職模様（ゆうそくもよう）や、吉祥模様（きっしょうもよう）等を、唐織や金欄などで織り出していて、重たくて締めにくい帯です。
ですから普段使いの帯ではなく、歌舞伎などの派手な衣装に使われることがある高価な帯なのです。
２５名の大奴が呼吸を会わせながら一糸乱れぬ優雅な奉納舞いを披露します。
この島田大祭は３年に一度しか行われないお祭りですして、非常に貴重な大祭なのです。
元禄時代絵巻を、実際に自分の目で見れる日本の三奇祭とも言われており、静岡県指定の無形民族文化財となっております。
10/1111:52
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