🚅 2015年4月26日(日)🚋
【『国産鉄道』シリーズ第３１号のミニチュア、ＥＦ１５形の貨物用電気機関車は筆者も大好き 現役時代に限定的ながら旅客列車も牽引したことがありました】
戦後間もなくの国鉄時代には貨物用の電機（電気機関車）は、地味なブドウ色に塗られた機関車が多く存在していました。
その中でもデッキが存在するタイプの電気機関車は、デッキのある機関車として最後に量産された電気機関車でして…
昭和２２年 （１９４７年）に製造を開始した貨物専用の国鉄標準型の電気機関車であります
貨物用でありながら、現役時代には奥羽本線の福島～米沢間の急勾配
１０００の３３.３‰に挑んだ旅客列車や貨物列車の先頭に立ち活躍したのです。
ですが、元々勾配区間を想定した設計ではなかった為に、勾配を下っている時に問題が発生（連続したブレーキで、制輪子の摩擦熱で車輪のタイヤが緩む現象が多発してしまいました。
これを踏まえ、勾配に強い設計に変更された改造機関車のＥＦ１６形電気機関車が登場することになりました。
長らく貨物列車の第一線で活躍したＥＦ１５形も、１９７０年代の半ばからＥＦ６５形電気機関車に徐々に置き換えが開始されます。
最後に残ったのはＥＦ１５-１５８号機は、昭和６２年４月にＪＲ西日本に継承されまして…
暫くは走る事はありませんでしたが、一般公開などのイベント開催時に、車体を公開していました。
現在は車籍はありませんが、車両基地の奥で静かに保管されているようです。
《京都鉄道博物館》などで、ぜひとも保存して公開して欲しいものです
せっかく保管してあるのですから、観光資源のひとつとして活用して貰いたいものです
出来れば動態保存として…
4/2620:04
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