🚅 2015年1月18日(日)🚋
【２００ｍのロングレールを運搬する事業用気動車キヤ９７形 １３両編成の不思議なかたちの列車です】
キヤ９７形は、全長２００ｍの長いレールを最大２０本まで運べる、レール運搬を主な目的として製造されたＪＲ東海の事業用気動車です
このキヤ９７には、キヤ９６形や、キサヤ９６形などの類似した気動車が存在します
２５ｍの定尺レールを、最大４６本輸送可能な、キヤ９７形には、４本の編成が存在していて、こちらは２両の固定編成の気動車です
定尺レールは、レールを降ろす際には横へとクレーンで移動が可能ですが…
キヤ９７形２０１、２０２の（Ｒ１０１編成）場合は、そうは行きません
何しろ、全長２００ｍもの長い長いレールを降ろすのですから、奇想天外な仕組みが有ります
それは、この先頭車両の運転台に工夫がありまして、前照灯・標識灯（赤い尾灯）の下をご覧下さい
２００ｍのロングレールは、この運転台にあるレール排出器を使って、標識灯下の隙間から、スルリと滑らせるようにして、レールを降ろすんですよ
作業中は、前照灯とは別に『作業用の照明』が運転台の真っ正面に設置されており、この３つの照明装置を点灯させます。
普段なかなかお目にかかることのない、とても地味な車両ですが、とても重要な役割を持っています。
２両固定編成のキヤ９７形は、かつてＪＲ東海所属の電気機関車ＥＦ５８形が引退したあとで、配給列車として設定されたケースが有りました。
それは閉園した、中部天竜駅構内の『佐久間レールパーク』から、リニア・鉄道館向けに、保存車両を輸送する際活躍しました
飯田線の中部天竜付近になると、道路事情が悪くトレーラーでの陸上輸送が出来ないため、飯田線を経由して、保存車両の移動をした訳です。
その時活躍したのがキヤ９７形の事業用気動車だったのです
1/1818:37
[🚅ｺﾒﾝﾄをどうぞ😉🖋️]
[ｺﾒﾝﾄを見る👀(2)][更新通知]
＜＜重要なお知らせ＞＞
@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
友達に教える
[編集]
無料ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ作成は@peps!