🚅 2014年11月23日(日)🚋
【ＥＦ１３形国鉄電気機関車（戦時型）を購入致しました デッキが省略されたスタイルで、資材を削りに削って製造された機関車です】
ＭＩＣＲＯＡＣＥ（マイクロエース）の国鉄 ＥＦ１３-１８ 戦時型・登場時 ＰＳ１３パンタを購入致しました
太平洋戦争真っ直中の、本土（日本国）では、金属など、多くの機関車製造に欠かせない資材が不足していた関係から
本来は機関士らの安全面を考慮した上で機関車を製造するべきところ…
高速度遮断機など、不要不急と判断された装置や部品を極力排除した上で機関車が設計・製造されました。
機関車のデッキもまた、不要と視なされ設置されませんでした。
そのため、機関車自体の自重が軽くなり、動輪の粘着力が半減することから、１６トンものコンクリートを積み込み死重を稼ぐ結果となってしまいました。
登場時の姿はナンバープレートは敢えて設置されず、白ペンキで手書きで書き込まれています。
両エンドのデッキは設置されておりません。
パンタグラフは、本来は電車用のＰＳ１３パンタを積んでいます。
外見上、正直に申し上げますと、とても粗末な造りです。
しかし、それは逆に言えば、太平洋戦争真っ直中の国鉄（鉄道省）が、戦時下の極限状態の中、不足していた資材を有効的に活用して、苦労しながらも新しい電気機関車を設計し、製造した結果なのです。
戦争が終結した後から、順次改造が施され、登場時の姿は留めない機関車となった機種も有ります。
それらの機関車たちは、確実に戦後の復興に尽力したことは言うまでもありません。
先人たちの工夫と努力が産んだ機関車です。
11/2316:52
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