🚅 2013年10月26日(土)🚋
【石南鉄道管理局『石南第一機関区』に配置されている流線型蒸気機関車Ｃ５３形４３号機形式写真風の撮影画像】
石南鉄道管理局配属で
『石南第一機関区』に配置されている流線型の旅客用蒸気機関車。
■形式 Ｃ５３形
■車号 Ｃ５３４３号
（特別急行用）
■軸配置２-Ｃ-１
実車は１９２８年（昭和３年）から１９３０年（昭和５年）にかけて97両が製造された。
東海道・山陽本線の旅客輸送の拡大と、列車の速度向上を考慮して開発製造された機関車だった。
３シリンダー方式の機関車として、初の国産の機関車となった。
そのうち４３号機だけ、試験的に、当時流行していた流線型のカバーを車体に設置したスタイルとなって登場した。
１９３４年（昭和９年）の事であった。
しかしながら流線カバーの設置に関わらず速度向上への貢献度はほとんどなかった。
また、太平洋戦争の影響などもあり、保守点検上の問題もあって流線カバーはその後取り外されて、普通の機関車と同じスタイルになった。
１９５０年（昭和２５年）の廃車になるまで、元の流線スタイルに戻る事はなかった。
10/2612:29
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