🚅 2012年12月29日(土)🚋 【急行“彗星”1等寝台客車マロネ40】 シ東海道・山陽本線を 東京〜大阪間に運転された急行寝台列車の“彗星”の編成に組み込まれていた1等寝台客車のマロネ40形式である。 (石南客車区配置) 誕生の当初は戦後の日本に進駐してきた米軍将校の専用列車として 一時的に日本国中の優等客車が利用された時期があった。 戦後間もない頃は、道路未整備の部分が多く、民間航空路線は無かった。 鉄道での移動手段だけが唯一、進駐軍の移動手段として着目された。 片側廊下を配した、2人用の個室を4部屋持ち、中央通路の“プルマン式”解放寝台(16名分)が採用された、当時としては豪華な寝台客車だった。 この仕組みにかなり近い構造を持つ日本最初のプルマン式寝台客車は マイロネフ59で、実車は大阪の《交通科学博物館》に保存されている 但しマイロネフ59は、実際には皇室・皇族方、及び国賓用の特別車両であり1人用の個室を2部屋配した重厚な造りとなっている。 ※画像の マロネ40形も1・2等に値する豪華な客車である。 1957年10月1日に定期列車に格上げした後は、1等車を5両連結する程の豪華な優等列車にまで出世をした。 彗星は1964年に廃止となったが、姉妹列車の銀河号はその後も運転されていた。 ちなみにマロネの記号のうち、最初のマは客車の重さを示す記号である。 軽い物から順に… コ.22.5トン未満 ホ.22.5〜27.5トン ナ.27.5〜32.5トン オ.32.5〜37.5トン ス.37.5〜42.5トン マ.42.5〜47.5トン カ.47.5トン以上 ロネは1等(A寝台)を表し、ハネは2等(B寝台)を各々表す記号となる。 12/29^15:18 [🚅コメントをどうぞ😉🖋️] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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