2017年09月27日(水)
【『日本の貨幣コレクション』№４のレプリカ貨幣（コレクション）は『琉球通宝』です。】
琉球通宝は江戸時代に実質的に薩摩藩（現在の鹿児島県域）が支配していた『琉球』（現 沖縄県）が発行した地方通貨のひとつ。
文久２年（１８６２年）から発行された貨幣で、琉球通宝１枚が、寛永通宝（１文銭）で百枚に相当する価値があった貨幣です。
素材は銅と鉛で、量目は約２０.６ｇ
当時の価値は、現在の通貨で７４万～１８５万円ほど。
古銭としての取り引き価格は、８.０００円～１万２.０００円ほど。
表側に『琉球通宝』の文字と、楕円形の琉球通宝に対して真ん中に正方形の方孔。
裏側には１文銭百枚分を意味する、當百（当百）の文字が入っています。（琉球通宝１枚が、百文銭に該当すると言う意味。）
琉球通宝には、當百と記されてはいるものの… 実際には１枚が１２４文銭とされておりました。
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