2018年09月21日(金)
【『世界の貨幣』コレクションから… モザンビークの紙幣とベラルーシの紙幣の裏側のデザインに注目】
まいど(*^^*)ﾉ 『世界の貨幣』コレクションの№２８１号と、２８３号の紙幣は、モザンビーク共和国の１００メティカルと、ベラルーシ共和国の５ルーブルです。
まずモザンビーク共和国とはどのような国なのでしょうか
モザンビーク共和国はアフリカ大陸の南西部に位置していて、タンザニアやマラウェイ、ザンビア、ボツワナ、など６つの国と国境で面している海沿いの共和制の国家。
海を隔てて４００㎞先には、世界４位の面積を持つ島国のマダガスカルがあります。
この紙幣はモザンビーク銀行が１９８３年～１９８９年にかけて発行した紙幣です。
裏側のデザインはポルトガル植民地戦争の英雄たちを祀る星型をした慰霊碑と、その広場で行われた記念行事の様子を描いたもの。
表側には国連派遣団を経て、モザンビーク解放戦線に参加して、初代の書記長に選出された「エドゥアルド・モンドラーネ」の肖像画。
一方、ベラルーシ共和国の紙幣は裏側がシンプルで、紙幣の通しナンバーのほか、国名やアラビア数字による額面のほか、ロシア語表記での額面表示や発行元の「ベラルーシ国立銀行」を表す表示があります。
※ロシア語表記の一例【５рубль、（ルーブル）】
ちなみにベラルーシ共和国は、長い歴史の中で国の名称が何度も変わっていますが、代表的なのはソ連時代のベラルーシが『白ロシア・ソビエト社会主義共和国』と名乗っていたり…
ソ連（ソビエト社会主義共和国連邦）を形成する国家の一部でした。
国土の面積は日本の約半分ほどで900万人が暮らしており、隣国にはリトアニアがあり、両国は歴史的な関わりも深く、過去にはポーランドとリトアニアの支配下に置かれた経緯がある国家です。
気の毒だったのは、ソ連時代の『チェルノブイリ原発』で起きた事故の被害（※被爆そのほか）を一番受けたのは、このベラルーシだったそうです。
チェルノブイリ原子力発電所は、ウクライナにった訳ですが、事故当時に風が南から北に吹いていたので一番風下のベラルーシが被害を受けたと言う話しです。
しかし現在のベラルーシは安全であり観光に訪れている人々は今日もあとを絶えません。
19:29
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