【金剛山電気鉄道（クムガンサン・チョンギチョルト）２２号電車の模型。】
かつて、朝鮮半島に実在していた鉄道、金剛山電気鉄道（クムガンサン・チョンギチョルト）の電車の模型。
現在では、もはや伝説でしか語られない電車となってしまった車両である。
２２号と言う車号で呼ばれていた。
《原鉄道模型博物館》収蔵鉄道模型。
金剛山電気鉄道は、大日本帝国統治時代の朝鮮半島に実在した鉄道路線。
総延長は、実に１１６・６Ｋｍと言う超大な鉄道路線であった。
１９２４年８月に鉄原～金化間２８・８Ｋｍが仮開業して、全線が開通したのは、１９３１年７月１日のことであったと言う。
朝鮮半島においても一大観光地だった事もあり、観光シーズンには、日、祝日の前日に、朝鮮総督府鉄道からの直通の夜行列車も設定され賑わっていたと言う。
日中戦争と、太平洋戦争の影響により、金剛山電気鉄道の路線は、不要不急路線となり廃止され
戦後は、運転も再開される事もなく、いつしか消滅した。
路線跡は現在も残り、軍事境界線で分断したまま朽ち果てるのみとなっていると言う。
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