【デゴイチの蒸気タービン発電機】
蒸気機関車の機関室の前、ボイラー胴缶のほぼ真上にある“蒸気タービン式発電機”
自分が作り出した蒸気の力で発電をする装置。
発電された電気は、機関車の前照灯であったり、室内灯や、単機で稼働する場合には、尾灯（機関車後部の赤いランプ）、そして機関車に搭載されているＡＴＳ信号の車上子などに使用される。
このタービンで発電した電気は、あくまでも機関車本体のみでの使用目的であって、連結されている客車は客車で、やはり自らが発電をしている。
古い客車の場合は、走行する際に車軸の回転により発電機を廻す方式が多かった。
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