【D51の給水ポンプ】 消費してゆくボイラー内部の不足した水を給水する為に配置されている“給水ポンプ” ※画像の上側が蒸気ピストンで、D51が自ら造り出している蒸気を使いピストンを可動させる。 給水ポンプの下側には水ピストンがあり、タンク(水槽)内の水を吸い上げる役割をしている。 水槽の水は、この“給水ポンプ”で吸い上げられると、給水温め器(給水加熱器)を経由して、予め常温の水を温めてからボイラーへと送り込まれる。 その給水温め器は、D51形式の場合、ボイラー上部、機関車の前面、前照灯と煙突の間に設置されている。 (C57などは煙室前のフロントデッキに取り付けされている) これら給水温め器は、熱源である蒸気を自らが自分のボイラーで発生させたあと 蒸気タービン(発電機)を可動させ、次に空気圧縮機を経由して、そのまま“給水温め器”へと送られて、給水ポンプが汲み上げた常温の水を温めている。 発生させた蒸気を無駄なく上手く循環させて有効利用している。 蒸気機関車には全てに於いて無駄のない循環サイクルが確立されている。 良く蒸気機関車は“生き物のようだ”と言われているのは、この様な工夫が随所に採り入れられているからだろう。 [🚂✨感想をどうぞ] [感想最新順][感想古い順] 感想はありません <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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