【ＪＲ九州の観光列車『ＳＬ人吉』を牽引している大正産まれの蒸気機関車８６２０形（ハチロク）の勇姿です】
九州旅客鉄道株式会社が運行している観光列車の、快速『ＳＬ人吉』を牽引している蒸気機関車で形式は８６２０形
（通称はハチロク）と呼ばれている大正産まれの日本で一番古い動態保存機の蒸気機関車です。
この列車は
九州旅客鉄道の、熊本～人吉間に運転されている臨時快速列車で
その運行区間は、鹿児島本線と肥薩線を経由して運行されている。
元は、矢岳駅前の人吉市ＳＬ展示館に静態保存されていた国鉄時代の旅客用蒸気機関車の標準タイプ
その保存機の５８６５４号機を動態復元させて、ＪＲ九州初の観光列車として運行された。
動態復元したハチロクは１９８８年８月から熊本～宮地間にＳＬあそＢＯＹの牽引機として活躍していた。
しかし２００５年３月、『ＳＬあそＢＯＹ』としての運行途中で、動態に致命的な車両故障を発生させてしまった。
その後の精密検索で、修復不可能との診断結果が出てしまった。
その為、後継列車として二両編成の気動車特急の『あそ１９６２』が、同区間に運行されていた。
肥薩線開業１００年記念の際、再度ハチロクを復活させる為に、緊急の大修復工事を小倉工場で行った結果
ハチロクは見事に復活し、その素晴らしい勇姿を表したのであった。
２００９年（平成２１年）４月に５８６５４号機が再び元気な姿を表した
現在では、熊本～人吉間に１日１往復、『ＳＬ人吉』と言う列車名で運行されている。
運転日は、確認が必要だが、通常は土曜、日曜と長期間の休暇（夏休み期間など）にＳＬ人吉は運行されている。
撮影Ｏ特派員
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