【秋田新幹線用・新在直通運転用「スーパーこまち」の営業車Ｅ６系】
Ｍ特派員が東京駅で撮影した、「スーパーこまち」ことＥ６系
２０１３年３月１６日のダイヤ改正から営業運転している、東日本旅客鉄道が誇る最新鋭の新幹線車両である。
新幹線区間は時速３００㎞/hにて営業運転しているが、在来区間は１３０㎞/hでの速度に留まっている。
計画では２０１４年春迄に、東北新幹線の営業区間で時速３２０㎞/hにスピードアップをする予定である。
２０００年頃に東日本旅客鉄道では、ニューフロンティア２１構想にもとずき
『世界一の鉄道システム』を構築させるべく
世界最高速度の３６０㎞/hでの営業運転を目指して、〝新幹線高速化推進プロジェクト〟を発足させた。
その際開発された「新幹線高速試験電車」のＦＡＳＴＥＣＨ３６０で高速試験を繰り返した。
様々なテストを実施した結果、沿線への環境面を考慮し、保守点検などのコスト面から時速３２０㎞/hでの営業運転が妥当であるとの結論に達した。
それらのデータから開発されたのが、このＥ６系新幹線電車だった。
先頭形状はＥ９５５形でテストされたアローラインを基に製造されておりＥ３系と比べると６ｍ長い。
現在は兵庫県の川崎重工で車両が製造されている関係から
船ではなく、鉄道路線にて甲種回送と言う手段で納入されている。
出来立てのＥ６系新幹線車両が東海道本線を電気機関車に牽かれて上ってゆく場面が見受けられる。
編成両数は秋田新幹線では初めての７両編成で、定員３３６名
内グリーン車は２３名である。
車体のカラーは
上部が“茜色”（あかねいろ）下部は飛雲ホワイト
そして、アローシルバーの帯が車体に塗装されている。
以上解説 運輸区主席助役
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