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【樽見鉄道ハイモ330 大垣駅で撮影】
樽見鉄道ハイモ330 大垣駅で撮影

シ鉄道特派員シ
M特派員撮影

◆撮影地:大垣駅
樽見鉄道を走る、自社発注のレールバス・ハイモ330

樽見鉄道の開業当初は、これより小型で軽量な気動車、いわゆるレールバスと言う愛称で知られる小型気動車。

現在使用していないハイモ180などは、まさにバス其のものがレールに乗っているようなユーモラスな気動車だった。

樽見鉄道では、最も最新のレールバスとなるハイモ330-701は2010年に新潟トランスと言うメーカーで製造された自社発注のより“鉄道車両仕様”のレールバスです。

(※ハイモ180はバス部品を流用して製造された“バス仕様”のレールバスだった。)

ハイモ330は新潟トランスが第3セクター向けに開発した「NDCシリーズ」の小型気動車なんですよ。

樽見鉄道には他にも、元三木鉄道で走っていたミキ300を譲り受けて

ハイモ295と言うルールバスも走っています。

これは老朽化したハイモ230を置き換えする為に、三木鉄道からミキ300を譲り受けた訳です。

画像のハイモ330は樽見鉄道の標準カラーで塗装された気動車ですが

中にはハイモ295が、三木鉄道時代のままの塗装としてミキ300の塗装のまま現役として稼働しています。

樽見鉄道は、国鉄の特定地方交通線だった旧国鉄樽見線を第3セクター方式へ転換した路線。

開業は、1984年に国鉄から転換。

国鉄時代は東海道本線の「大垣駅」から、現在の途中駅である「神海(しんかい)駅」迄の営業だった。

その国鉄時代に計画された路線は《鉄道敷設法の別表》によると…

【大垣ヨリ福井縣・大野ヲ徑テ金澤ニ至ル鐵道】と言う、壮大な計画で建設が開始されたのだが

工事は途中で凍結されてしまい、大垣から神海迄の営業路線となっていたのでした。

しかし第3セクターに転換された頃の樽見鉄道には神海から更に先へ延びる予定で建設半ばの路線があったのでした。

旧日本鉄道建設公団の建設線で、工事は7割り方完成していた為に

第3セクターに転換後に工事を再開、1989年(平成元年)3月に神海駅から樽見駅迄の10.9kmが延伸開業したのでした。  

1995年にタブレット閉塞が廃止されたのですが、それまでは交換可能の駅で、通票(タブレット)を交換して、信号の操作をしていたのでした。

筆者も樽見鉄道に行った事がありますが、その頃は、終点は神海(しんかい)までで

そこから先の樽見迄は軌道が完成しており、延伸開業する直前で、毎日試運転のレールバスが走ってました。

筆者が樽見鉄道を訪問してからしばらくして、延伸開業した訳です。

樽見鉄道は沿線が景観豊かで、春には日本三大桜の名所のひとつ「淡墨桜」が観光客に喜ばれており

夏は新緑目映い山々、秋には野山の紅葉、冬は雪景色と一年間を通じて楽しめる路線。

それぞれのシーズンに合わせて季節ごとの観光イベント列車が走り好評を得ています。

以上、解説は
運輸区主席助役でした。


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