【リニアモーターカーＭＬ５００】
1977年（昭和52年）に１両だけ国鉄が試作したリニアモーターカーの実験車両（実物）である。
車両は無人の実験車両で、逆Ｔ字形のガイドウェイを走行する形態をとる車両だった。
この実験車両から宮崎県に実在したリニア実験線での試験走行を開始した。
ＭＬ５００形実験車両は1979年（昭和54年）12月21日に行われた実験の際に当時の世界最高時速517㎞/hを出す功績を残した。
全長 13.9ｍ
全幅 3.7ｍ
全高 2.9ｍ
重量 10ｔ
この実験車両の後継車両として、ＭＬ５００Ｒ、ＭＬＵ００１、ＭＬＵ００２、ＭＬＵ００２Ｎなどが開発製造されて今日に見られる『ＭＬＸ０１-１』形式の車両へと進化していったのである。
※画像 大阪 交通科学博物館
ＭＬ５００【実物車両】
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