【お召し予備機ＥＦ５８形式 ＥＦ５８６０号機】
石南鉄道管理局
石南第二機関区配置
《お召し指定・予備機》
◆形式 ＥＦ５８
ＥＦ５８ ６０号
石南機関区（石南工場）には、同形式で番号違いの《お召し指定・本務機》のＥＦ５８ ６１号機が配置されているが、予備機として６０号機も配置している。
お召しと言う重要な賓客に対応する為に万全の構えで控えさせておく必要から、本務機と予備機を同時に配置する事になった。
※実際 実物のＥＦ５８ ６０号機は、現役時代には、国鉄・浜松機関区に配置されていた。
（※本務機の６１号機は東京機関区に配置されていた。）
発注の段階から、お召し機指定として、日本国有鉄道が機関車メーカーに発注して６０号機は東芝、６１号機は日立製作所がそれぞれ担当し製造された。
機関車の車体には“ため色”と呼ばれている特殊な塗料（配合はベテラン職人が配合していた。）深紅色を纏い、側面にはステンレスの帯を巻いた独特の美しいデザインだった。
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