【石南鉄道管理局 石南第二機関区に所属している最大級の電気機関車 】
石南鉄道管理局 配属
石南第二機関区に配置
形式 ＥＨ１０形
直流電気機関車 貨物用
軸配置
（Ｂo-Ｂo）+（Ｂo-Ｂo）
実車は、日本国有鉄道が「東海道本線」の全線電化に備えて１９５４年（昭和29年）から合計64両発注した貨物専用の電気機関車で、国鉄では唯一“８動軸機”で最大級の出力を持つマンモス機関車だった。
使用する線区は〝東海道・山陽本線〟に限定した機種となった。
全長２２メートル以上もある車体は中央が分割された箱型スタイルで、２つの車体を永久連結機で結合させ、金属製の特殊な貫通幌と高圧ね引き通し線が渡してある構造をしている。
駅構内有効長の関係から、機関車本体を出来る限り短くさせる工夫が考えられて、当時の貨物用機関車に標準的だった前頭部のデッキが廃止となり、非貫通構造となった。
ＥＨ１０の車体のデザインは、後に名鉄７０００系パノラマカーをデザインした人物が手掛けたと言う。
製造メーカーは
日立製作所・川崎車輛・三菱重工業・東芝などが手掛けた
※現在 実物のＥＨ１０形で静態保存されているのは〝ＥＨ１０６１号〟で１両のみ
保存先は、大阪市東淀川区の「東淡路南公園」に実在している。
※画像 ＫＡＴＯ製
ＥＨ１０１７
石南鉄道管理局
形式写真
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